分かりやすさという錯覚―処理流暢性効果―

公開日:2026年5月18日

  • 宮本聡介氏(明治学院大学)

頭にすっと入る見せ方が親しみや信頼感を生み出す

知らない人の名前でも、何度か目にすると、どこかで聞いたことのある有名人のように感じられることがあります。昨日までは無名だったはずなのに今日また同じ名前を見ると、「ああ、この人は少し知られた人なのかもしれない」と思ってしまう。こうした現象は、心理学では有名性効果として知られています。不思議なのは、その人について何か詳しい情報を得たわけではないのに、印象だけが少し変わることです。中身をよく知らないままでも、見覚えがあるというだけで、私たちの判断に影響を及ぼします。人は十分に考えた上で物事を決めているわけではなく...

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