「 宣伝会議賞」に出会って17年 初めて“やり切った”感覚を持てた

公開日:2025年5月30日

    第62回「宣伝会議賞」のグランプリに輝いたのは、第25回以来37年ぶりとなる音声広告作品。鴻池運輸の課題において【取るのかい?取らないのかい?どっちなんだい?】篇で受賞した、石神慎吾さんに話を聞きました。

    書き溜めたノートは終わった瞬間にすべて捨てた

    ―受賞のご感想を改めて聞かせてください。

    名前を呼ばれた瞬間は驚きました。「宣伝会議賞」でグランプリを獲得するのは、きっとキャッチフレーズだろうと思っていたので…。

    今回の「宣伝会議賞」には全部で約2000本の作品を応募しましたが、そのうちCMの作品は10本ほどでした。

    基本的に「宣伝会議賞」はキャッチフレーズを考えていって、CMのほうが上手く表現できると思ったら字コンテに切り替えるようにしていました。今回、受賞した鴻池運輸の課題では、キャッチフレーズを80本くらい提出しましたが、どれも一次審査を通過できず。唯一通過したのが、この音声広告だったのです。

    ―社名を「フンコロガシ」に例える視点は審査員からも高い評価を得ていました。どのように生まれたのでしょうか。

    それが、よく覚えていないんです…。応募期間中にたまたま訪れた上野の国立科学博物館で「昆虫MANIAC」という特別展をしていて、そこでフンコロガシが展示されていたのは覚えているんですが…。その場で思いついたのか、後から思い出して書いたのかもわからず…。というのも実は今回、「宣伝会議賞」の応募で書き溜めたノートは終わった瞬間にすべて捨ててしまったんです。約17年間応募してきたなかで、そんなことをしたのは初めて。それだけ「やり...

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