冷蔵惣菜の宅配サービス「つくりおき.jp」を展開するAntwayは、2024年10月に愛知、三重、岐阜の3県でテレビCMを展開した。ブランド初のチャレンジとなったテレビCMの放映はブランドの成長戦略に基づいて進められたという。そんな「つくりおき.jp」のテレビCM活用について、Antway CX部 部長 兼 マーケティング責任者の鷲頭史一氏に話を聞いた。
投資効率を最大限に引き出しテレビCMにチャレンジ
2020年2月のサービス開始以降、Web広告やSNSの口コミで顧客を獲得してきた「つくりおき.jp」は、2024年10月に累計提供食数1600万食、2025年4月時点では2000万食を突破している。同月にブランドとして初めてテレビCMを放映した理由を、Antway CX部 部長の鷲頭史一氏は「毎月の集客数を2倍、3倍と伸ばしていくためには、短期間で大量の顧客を、コストを抑えて獲得する必要がありました。ある程度、デジタル広告には投下してきたので、さらなる投資で目標とする成長を実現するのは難しい。その点、テレビCMを使えば、獲得単価を抑えたまま、顧客獲得数を大きく増やせるのではないかと考えました」と話す。
同社ではこれまでも、サー...