デジタルの世界で知名度を確立させたブランドがさらなる顧客との接点拡大を目指したり、従来は人的営業中心だった企業が、テレビCMの活用に踏み切る機会があります。なぜテレビCMを選んだのか。初めて出稿する際に、どのような戦略を持って臨んだのか。担当者に話を聞きます。
全国に約140店舗を展開 約60年の歴史で初テレビCM
スタイリングライフ·ホールディングス プラザスタイルカンパニーが運営する「PLAZA」が3月7日、初めてのテレビCM「感情が並ぶ棚」篇の放映を開始した。
「PLAZA」や小型店「MINiPLA」など日本国内で約140店舗を展開するプラザスタイル。同社では小売事業のほか、ライセンス事業として「バーバパパ』や「ケアベア」といった世界中で高い評価を受けているIPのライセンス権を保有。店舗内での商品展開や販促プロモーションなどを実施している。
1966年、日本初の輸入雑貨専門店として東京·銀座に第一号店をオープンして以来、着実に店舗数を拡大してきた同社。これまでブランドとして積極的な広告宣伝活動は行わず、各店舗での販促活動に注力。店頭での体験に満足した人たちが口コミで広めてくれる形で、認知やファンを獲得してきたという。
今回のCM放映以前にも、周年などのタイミングで交通広告を実施すること...