
読売広告社
高橋尚睦 氏
Q. 社内外のパートナーとのコミュニケーションで大切なことは何ですか。
A. 共通言語をつくり、何度でも同じ話をすることです。
企業活動には多くの人がかかわるからこそ、推進していく難しさがあります。マーケティングの実行場面でよく起きるのが、「手段の目的化」と「慣れ親しんだ慣習」に引き戻されやすくなることです。これらを乗り越えるためにコンセプトをはじめとしたチームの共通言語をつくり、愚直に何度もその話をします。企画書の中でも、これまで提案した概念を何度も振り返ります。「モレなく、ダブりなく」はスマートですが、「大事なことなので二度言いました」のほうが人間をリアルに捉えていると思います。