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人がメディア化した時代のメディアって何? 情報伝播の流れを踏まえたコンテンツ設計

公開日:2025年3月27日

SNSが浸透し、自ら情報を発信する「人」がメディア化し、ますます大きな影響力を持ち、情報伝播の流れを大きく変えている。今、メディア化した人とテレビなどの既存メディアをどのようにすみ分けて考えればよいのだろうか。QuizKnockのメンバーとしてYouTubeやWebメディア等で発信しながら、テレビをはじめとするマスメディアとのかかわりも持つ伊沢拓司氏、各種イベントが口コミで話題になるだけでなく、各種メディアからも取り上げられてきたkakeru明円卓氏の2人の対談から、これからの企業コミュニケーションとメディアのかかわりについて考える。

フォロワー数よりも大事なのはインフルエンスなコンテンツ

―お二人の活動の中でも特にマーケティングに関わる領域についての最近の取り組みを紹介ください。

伊沢:「株式会社QuizKnock」CEOの伊沢拓司です。2016年にQuizKnockを立ち上げ、Webメディアの展開や企業のPR支援などの活動をしています。テレビに出演させていただくことも多いですが、どちらかと言えばQuizKnockの活動がメインで、その活動を知ってもらうためのテレビがあるという位置づけです。僕たちQuizKnockは「楽しいから始まる学び」をテーマに、教育を主軸としたコンテンツをさまざまなチャネルで展開してきました。現在、YouTubeで、4つのチャンネルを運営しており、登録者は総計400万人ほど。僕たちがつくったエンタテインメントの力で、「学びって楽しいかも」と思えるようになるまで伴走することを目指しています。

明円:kakeruという会社の代表を務めている、明円卓です。2020年までは電通でCM制作を中心に活動し、その後独立しました。独立してつくったkakeruという会社では、広告の仕事は3割、それ以外は企業活動におけるコミュニケーション課題の解決などをしています。2年前に、「いい人すぎるよ展」という展示会を企画した際には、50万人以上の方が来場しました。

―今回のテーマである「人のメディア化する」は以前から言わ...

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