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いま、必要なマーケティング部門の組織と人材戦略

プロと対等に仕事をする、スキルの専門性とKDDI「らしさ」の両立

  • 合澤智子氏(KDDI)

2024年に10年目を迎えたau三太郎CMシリーズや、UQ mobileの「UQUEEN」シリーズなど、長年広告宣伝活動に注力してきたKDDI。2022年、従来の「宣伝部」に「デジタルマーケティング部」を統合して「コミュニケーションデザイン部」と改称し、マス・デジタルを統合したプランニングへと舵を切った。そんな同社の組織づくりと人材育成のポイントは、全社として取り組む「ジョブ型人事制度」にある。

マーケティング人材の育成方針

全社でジョブ型人事制度を導入

KDDIでは2022年より全職種でジョブ型人事制度を導入。「KDDI版ジョブ型」として、「専門能力」+「人間力」を兼ね備えた人材を育成している。全社的に約30のジョブを設定し、コミュニケーションデザイン部においてはさらに「マーケティングストラテジスト」「コミュニケーションプランナー」「クリエイティブプランナー」「メディアプランナー」「マーケティングテクノロジスト」「マーケティングサイエンティスト」の6職種を定義して、それぞれの専門性を高めていく。

求める人材像

チームで仕事を進めるためのコミュニケーション力が...

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この記事が含まれる特集

いま、必要なマーケティング部門の組織と人材戦略

広告を中心としたマーケティング・コミュニケーションから、広義の意味でのマーケティングへ。企業のマーケティング関連部門がカバーする役割は広がりつつあります。国内においても、マーケティング部門の専門性が認識され、「マーケター」と言われる職種も広く理解されるようになりました。企業において、ますます重要度を増すマーケティング部門ですが、市場や消費者の意識・行動の変化に合わせて、求められる機能も人材も常に変化をしていきます。今日におけるマーケティング部門の組織やそこで働く人材にはどのような要件が求められるのか。現在進行形の取り組みを追っていきます。