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ステークホルダーとブランドを繋ぐ広報活動と「コンセプト」

  • 中田一会氏(きてん企画室)

コンセプトが浸透することで企画を進めやすい環境に

ブランドコミュニケーションにおける「コンセプト」は、担当や所属を超え、そのブランドに関わるすべての人の行動指針になる「合い言葉」とも言えるものです。広報活動はもちろんのこと、公式SNSの投稿や顧客への対応、パンフレットやポスターなどの制作物の方向性、ウェブサイトのコンテンツ内容、広告企画、社内での呼びかけも含め、あらゆるコミュニケーションの方針に関わる「コンパス」と呼んでもよいかもしれません。広告クリエイティブにおけるキャッチコピーほど表に出る機会は少ないですが、関係者間でしっかり握り、何度も立ち戻れるフレーズを設定することが大切です。

例えば、筆者がクリエイティブ企業の広報職だったとき、「カンパニーからコミュニティへ」というコミュニケーション・コンセプトを設定しました。理想的な顧客との関係性やプロジェクトのあり方を考えると、「かっちりとしたデザイン会社(カンパニー)」として見られるよりも、「個性豊かで創造力に満ちた人が揃った集団(コミュニティ)」として受け止められた方が経営的によいと判断したからです。

このコンセプトを定めたことで、社員一人ひとりを紹介するウェブコンテンツや、スタッフ発の活動を取り上げるSNS投稿、出会いを生むイベント企画など、…

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