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常に目指してきたのは広告効果の最大化 人類の進化に抗わずに、変化を取り込む

公開日:2024年3月28日

  • 岡本保朗氏(サイバーエージェント)

インターネット広告の黎明期から、デジタルならではの強みを活かして「広告効果の最大化」に邁進してきたサイバーエージェント。生成AIの登場や3rdパーティデータの利活用における規制といった世界的な潮流がある中、デジタル広告の雄は今何を思い、新たに目指すのか。同社執行役員 副社長の岡本保朗氏に話を聞いた。

「広告効果の最大化」の追求が受け入れられる世の中になった

サイバーエージェントがインターネット広告を扱い始めた創業当初は、そもそもインターネット広告自体に、企業の理解が十分に得られておらず、怪訝な目で見られることも度々ありました。それが徐々に受け入れられるようになったのは、インターネット広告の「広告効果がわかる」「細かいターゲティングができる」といった特長が理解されるようになったからだと思います。

私たちはインターネット広告に特化して創業した会社ですので、そのメリットを生かして、一貫して「広告効果の最大化」を追求することがお客さまに対する貢献につながる、と考えてきました。

現在、広告予算におけるデジタル広告の比率が増加しており、ビジネスの基盤自体がインターネット上に移行している企業も増えてきています。さらに、スマートフォンの普及により、ウェブやアプリを通じた生活者とのコミュニケーションが一般的となっています。このように、広告やそれ以外の領域でも顧客との接点がデジタルシフトしていく環境において、クライアントの皆さまに...

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企業も個人も「脱・広告」ビジネスモデル、変革の行く末

おかげさまで月刊『宣伝会議』は、本号を持ちまして創刊70周年を迎えます。弊誌は「広告業界誌」ではなく、広告主も広告業も双方が対象となる、広告・マーケティングの「専門誌」であるという矜持を持って、70年にわたり月刊誌の刊行を継続してきました。広告・マーケティングにかかわる多種多様な事例も手法もすぐに入手が可能な現在のメディア環境のなかで、『宣伝会議』が広告界の皆様に対して、提供できる価値は、何なのか。70年の節目を前に編集部一同、考えを巡らせました。すぐに答えを出せる問いではないですが、専門誌である月刊『宣伝会議』としては、マーケティングやコミュニケーション産業、クリエイティブ産業に携わる方々にとって、社会における仕事の存在意義を再確認していただける存在であり続けたいと考えています。そんな想いを込めて、企画したのが今回の特集です。広告産業が今、どのようにトランスフォーメーションしようとしているのか。特集をお読みいただくと、その変革の行く末が見えてくると思いますし、見た目のあり様が変わっても、変わることのない、この産業の社会における存在意義も導き出していただけるのではないかと思います。