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消費者心理を捉える、「値付け」の科学 価格戦略とマーケティング

ハンバーグ文化を世界に向けて発信するため 最上位の価格設定をしたGOKU BURGER

  • 塩原紗矢香氏(KICHIRI)

国内外で飲食事業を展開するKICHIRIは2019年7月、ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」初のグローバル旗艦店「いしがまや GOKU BURGER」を表参道にオープンした。ハンバーグを世界に広めるべく、世界中の人が集まる街に出店した同社は、どのようなことを意識し、価格設定を行ったのだろうか。KICHIRI GOKU BURGERブランドマネージャー兼スーパーバイザーの塩原紗矢香氏に話を聞いた。

訪日客の増加が予想されたハンバーガー激戦区・表参道に出店

日本では子どもから大人まで幅広く愛されている「ハンバーグ」だが、実は日本以外ではあまり知られていない。そのハンバーグを世界に広めるべく、KICHIRIがオープンさせたのが、「いしがまやGOKU BURGER」だ。海外に向けて発信するため、2019年の出店時には東京五輪で海外から多くの人が訪れることが予想されていた国立競技場からもほど近い、東京・表参道というエリアを選んだ...

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この記事が含まれる特集

消費者心理を捉える、「値付け」の科学 価格戦略とマーケティング

原材料価格の高騰を企業努力で吸収しえなくなった2023年、日用品の値上げが相次ぎ、消費者の節約意識がさらに高まったと言われています。これまで、安さを維持することが正義のように捉えられvることもあり、値上げに踏み切れない企業が多かったなかで、大きな変化と言えそうです。値上げラッシュの2023年を通じて、企業が改めてマーケティング戦略におけるプライシング戦略の重要性を理解することになったのではないでしょうか。今回は、ヒット商品や店舗などの事例も交えながら、現代消費者に支持される「値ごろ感」を明らかにするとともに、戦略的なプライシング戦略のあり方を考えます。