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2024年、マーケターの思考をアップデートする15の論点

今やユーザーには放送と通信の区別はない?従来型のコンテンツ流通から新しいストリームの萌芽を迎える

  • 奥 律哉氏(電通)

放送と通信の融合とは?

放送と通信が融合すると言われて久しい。竹中懇談会時代(「通信・放送の在り方に関する懇談会」)から約20年来のキーワードです。その間スマホが普及、通信も5Gになり高速・大容量・低遅延のモバイルネット環境が実現しました。ハイブリッドキャスト、マルチスクリーンなどの様々なトライアルを経て、本線映像がネット経由でも配信される時代に。もはやユーザーには放送と通信の区別はありません。配信事業者サイドは様々な配信事業モデルでユーザー取り込みの試行錯誤が続いています。

アップデートポイント1

CTV普及率拡大へ
大画面スクリーンでのコンテンツ・CM訴求効果に脈あり

VR FORUM 2023では全国視聴率パネルでのCTV(コネクテッドTV)の普及率は約70%と公表されました。テレビの買換え需要は一定程度あり、流通店舗では55インチの大型スクリーンが売れ筋です。このような視聴環境をベースに、CMのデバイス別出し分け、運用型広告の他、CM素材入稿タイミングの短縮化やそれに伴うバイイングのリードタイム短縮といった新しい広告セールスが実現する可能性があります。テレビ広告のポテンシャル向上と機動力の再活性化に弾みがつき、PDCAサイクルの整備が広告主のニーズを満たし、Cookieレス時代ならではのテレビ進化が期待できます。

アップデートポイント2

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この記事が含まれる特集

2024年、マーケターの思考をアップデートする15の論点

法令、社会の動向、そして生活者のトレンドが再定義される中、マーケティングの世界も着実に変化を遂げています。社会環境の変化の中で、広告やマーケティングの世界ではおなじみの手法やメディアにはどのような変化が起こるのか。本特集では、コミュニケーション産業の中で、2024年に予想される変化に焦点を当てます。マーケティングテクノロジーからデータプライバシー、生成AI、さらには地方創生とクリエイティブまで、実務家が押さえておくべきアップデートポイントを一挙に紹介します。