「わかる」から「できる」分析へ 生活者の今を捉えた広告出稿を提案

公開日:2022年11月15日

  • 橋本直久氏(CCCMKホールディングス)

デジタル化によってあらゆるデータがつながることで、生活者の行動が可視化されるようになってきた。一方で多様なデータが取得可能になったことで、逆に活用しきれていない企業も多い。「本当に活用できる」データとは何か、CCCMKホールディングスで新たなマーケティングソリューションの開発に携わる橋本直久氏が解説する。



CCCMKホールディングス
メディアソリューションDivision
General Manager
橋本直久氏

2001年PR会社プラップジャパン入社、その後NTTグループにて広告や事業開発に従事し、2014年からCCCグループ。現在、約7000万人のT会員が生み出す購買データと、それに直接つながる全国約46万人のTVデータや約4000万人のネットデータを活用して、新しいマーケティングソリューションを開発&提供中。

    Q 効果の可視化において必要な取り組みとは。

    A データが本当の意味で活用できる環境とノウハウの拡充を進めています。

    当社では“活用できる”効果の可視化に向けて、3つの課題に取り組んでいます。

    ひとつは、広告主視点の効果指標の構築です。従来、各種メディアサービスは個々の得意とする土俵で指標を構築してきました。ネットであればimpやCTR、テレビはGRP、新聞は発行部数など。しかし、広告主のマーケティング目標やコミュニケーション目標とは違うために、各社はメディアの指標を独自に“翻訳”して活用してきました。そして、この“翻訳”作業は...

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