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2022年の消費者インサイト予測

2022年インサイト予測「ビジネスウェア」:従来とは異なるカスタマージャーニー

  • 素原勇人氏(オアシススタイルウェア)

オフィスウェアのカジュアル化によって年々縮小傾向にあったスーツ市場。コロナ禍でその勢いは加速した一方で、新たな企業の参入がみられている。スーツに見える作業着「WWS(ワークウェアスーツ)」を2018年に開発・販売開始し、販売数10万着を突破したというオアシススタイルウェア事業統括部長の素原勇人氏が解説する。

    Q1 2021年の消費傾向の特徴をどう捉えていますか?

    業界としては高ストレッチや形態安定、ウォッシャブルなどの高機能性スーツである「ワークスーツ」と呼ばれる市場に多数のメーカーが参入し、市場規模のさらなる拡大へと繋がっています。さらに、コロナによるニューノーマル時代の突入で、仕事とプライベートの垣根がなくなり、スーツだけでなくシーンレス・シーズンレスに着用できる商品に注目が集まりました。それに付随し、もともとカジュアルな服装が許されていた職種だけでなく、金融などの“固め”な業界で働いている方からの購入も増加し、ますます機能性スーツの一般化が加速しました。

    Q2 コロナ禍前と変化したと思うことは?

    洗濯機で毎日洗えるという機能性が感染対策となり、スーツは男性が選ぶものから、家族を気遣った妻の勧めでの購入など、従来の...

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この記事が含まれる特集

2022年の消費者インサイト予測

少し明るい兆しが見える中で迎えた2022年。行動の自由が大きく制限された2021年は、一人ひとりが自分の生活にとって真に必要なものは何なのか。惰性ではなく、意志をもった行動のなかで、それに気づく機会にもなりました。コロナ禍の真っただ中にある時から、Afterコロナの生活者についての考察は数多く出ていましたが、国内においては日常が戻ってくる兆しも見えてきました。それではコロナ禍において私たちの意識や行動に起きた変化は、再びかつての日常が戻ってきたときに、消えていくものなのでしょうか。それとも、不可逆の変化としてこれからも定着していくものなのでしょうか。特集では最前線で活躍するマーケターの実務家の皆さんと共に、新しい日常における2022年の生活者インサイトの予測をもとに、どのような市場が創造しうる可能性があるのかを考察。2022年の生活者インサイトと新市場をキーワードとともに解説します。