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介護やおむつの「問題」を誰でもオープンに話せる「話題」に

「アテントかくさないパッケージ」。堂々と持ち歩けるような世の中の空気へと変えていきたい、という願いのもとデザインされた。白い部分は、パンツのフォルムになっている。

「かくさないパッケージ」を発売 利用者の声から制作が実現した

「エリエール」を展開する大王製紙は8月21日、大人用紙パンツ「アテント」の限定商品、「アテント」かくさないパッケージのWeb抽選販売の申し込みを開始した。また、発売に合わせて同日から2日間、日本テレビ系列で放送された「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」内で、タレントの草彅剛さんを起用した6本のテレビCMを一挙放送。公式キャンペーンサイト内でも公開している。

アテントは2020年から、「#常識をはきかえよう」というテーマでキャンペーンを展開してきた。ターゲットは、大人用紙パンツ(紙おむつ)の利用者と、または介護をしている40代以上の生活者。そして、将来、その境遇を何らかの形で迎えるかもしれないことを漠然とでも意識したことのあるすべての年代だ。

「紙パンツや介護の問題を“恥ずかしいこと”としてかくすのではなく、もっとオープンにみんなの話題にすることで、誰もが自分と関わりがあると認識し、社会全体で支えるようになる、つまり『介護の社会化』を目指すブランドとして、「アテント」が幅広い年代に認知されることを狙いとしています」。

こう話すのは、同社のH&PCヘルスケア・ブランドマーケティング部 大蔵孝浩氏だ。

今回、「#常識をはきかえよう」キャンペーンの一環で実現した「かくさないパッケージ」の発売は、利用者から寄せられた「店頭で購入するときや持ち帰るときに恥ずかしくないよう、紙パンツのパッケージをもっとおしゃれにしてほしい」という声に応えたもの。まずは1000パックを限定生産し、抽選販売を通じてお客さまの反応をうかがっている段階だという。

「堂々と大人用紙パンツを持ち歩くことのできる社会、眼鏡や杖などと同様に、便利な道具のひとつとして、必要なときには当たり前に紙パンツに頼ることができる社会になってほしいとの願いをこめて、形にしました」(大蔵氏)。

テレビCMには以前から同様、草彅剛さんを起用している。

介護や紙パンツは 自分にもかかわりのある未来

アテントが目指す「介護の社会化」とは、日本で生きる一人ひとりにとって、介護や紙パンツは自分にも関わりのある未来だと知ってもらい、誰もが...

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