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対象顧客に共感される 企業・商品の広め方

技術力を生かしたニットーのおもしろBtoC商品 従業員のテレビ出演でも話題に

神奈川県横浜市でプレス金型製作をはじめとする製品開発を行うニットーのメンバーが、NHKBSプレミアムにて放送されているエンタメ番組『魔改造の夜』に金属加工プロ集団として出演した。出演を決めた背景と、BtoB事業を主に行うニットーの情報発信戦略について、代表取締役の藤澤秀行氏に聞いた。

※「Trick Cover」に対する内容
①発売当時はマニアックな物が好きな人のみが買うだけだと考えていました。
②メディアで取り上げられ、SNSでユーザーの反響を知って、広め方によっては多くの顧客に届けられると思うようになりました。

メンバーが『魔改造の夜』に出演 若年層に“ものづくり”の面白さを

プレス金型メーカーとして創立したニットーは、「プレス金型」「プレス板金加工」「精密機械加工」「治工具・設備」の4つを事業の柱として展開。

そんなニットーのメンバーが、今年8月にNHK BSプレミアムにて放送されたテレビ番組『魔改造の夜』に出演した。

『魔改造の夜』は、奇想天外なお題に対し、エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックを競う技術開発エンタメ番組。「おもちゃ」や「家電」を、エンジニアが本気で怪物マシンに改造する。

ニットーのメンバーは、“扇風機を風力で速く走らせて50メートルのスピードを競う”「扇風機50メートル走」と、“幼児が遊ぶ赤ちゃん人形を魔改造し8メートルの綱をいかに速く登るか”という「赤ちゃん人形綱登り」というお題に挑戦した。

テレビ局から出演のオファーがあった時点で、ほぼ出演の意向を固めていたと同社代表取締役の藤澤秀行氏はいう。

その理由について藤澤氏は、「現在、製造業界では若者離れが進行しており、技術を次の世代にいかに引き継ぐかが大きな課題となっています。私自身、横浜市で若手に向けて製造業の勉強会を開催するといった活動も行っている中で、まずは『製造業とはどのようなものか』を知ってもらうことが重要だと感じていました。そのため、『魔改造の夜』にニットーのメンバーが出演し、ものづくりの楽しさやワクワク感を伝えることで、若い層も製造業に興味を持ってくれるのではないかと考え...

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