
河合優実
yuumi kawai
2000年生まれ。東京都出身。映画『よどみなく、やまない』で主演デビュー。映画、ドラマ、MV、CM、モデルなど多岐にわたり活躍。主な出演作品に、舞台「フリムンシスターズ」、映画『佐々木、イン、マイマイン』(2020年/内山拓也監督)、ドラマ「夢中さ、きみに。」(MBS)など。今後の公開待機作に映画『サマーフィルムにのって』(2021年8月6日公開/松本壮史監督)、『由宇子の天秤』(2021年9月公開/春本雄二郎監督)、など。
キャスティング担当者が語る、河合優実。
ダンスで舞台に立ったことで表現をすることの楽しさを知り、芝居の道にたどり着いた河合優実さん。一昨年、18歳での映画デビュー後は、作品性が強い映画に立て続けに8本も出演しました。個性派俳優を輩出してきた鈍牛倶楽部所属とはいえ、かなりの勢いです。タイプ的には、アイドルのようなキラキラタイプではなく、内面にあるエネルギーがふつふつと湧きでてくるタイプ。目でモノを語りかけてきます。
昨年出演した「森永inゼリー」のテレビCMで注目しましたが、2021年初夏現在は、まだ私たちが提案をする“タレント候補者リスト”の常連ではありません。現状は、目利きであるカメラマンの皆さんに注目をされている「プロカメラマン一押しのネクストブレーク女優」というのが近しい表現な気がします。数年後にメジャーCMに出演していても納得ですが、まずは、どんな形でブレークするか楽しみです(足立さん)。
撮影を終えた今、河合優実が思うこと。
先日、石岡瑛子さんの回顧展を観ました。石岡さんが手がけられた広告の数々を拝見したのですが、大変心揺さぶられる体験でした。遊び心も強さもあって、「こんな格好良い広告がもっと見たい!」と、広告に改めて可能性を感じました。今はネット上や街のあらゆる場所に情報が溢れ、広告の在り方も...