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現場で仮説と検証を繰り返す 初のビジコンでも活躍

公開日:2021年3月25日

  • 平木いくみゼミ(東京国際大学 商学部)
    [SEMINAR DATA]
    ゼミ名 平木いくみゼミ
    設立 2012年
    学生数 3年生:16名
    4年生:11名

    東京国際大学 商学部
    平木いくみ教授

    東京国際大学教授。専攻はマーケティングおよび消費者行動。主な著書に「消費者心理学」(共著、勁草書房)、「マーケティング論」(共著、放送大学教育振興会)、「感覚マーケティング」(共訳、有斐閣)などがある。日本商業学会、日本マーケティング学会、日本消費者行動研究学会、日本広告学会他、海外学会へ所属。埼玉県公共事業審査委員、中小企業診断士作問委員などを歴任。

現場で仮説と検証を繰り返す 初のビジコンでも活躍

1、2年次の授業で学んだマーケティングをリアルな場で実証することを通し、実践的な学びを得ることを目標としているという平木ゼミ。定番はキャンパス内にあるコンビニエンスストアの協力を得た店舗実験だ。

商品陳列やPOP、商品数の提示の仕方によって購買数が変わるのかを調査。事前に関連する論文を読み仮説を立てた上で、実証実験に取り組む。

「仮説を立てて論じるだけでも、体系的に考える頭を養うのには役に立ちます。学生が1週間、学内のコンビニにPOPを貼っている状況をワクワクしながら遠目で見て、手に取ったとか取らなかったとか眺めるんです。そういったことがすごく楽しいですし、POSデータを分析することで、自分たちの仮説が正しかったのかそうでないのか分かります。1、2年生で学んできたことを生かす場にして欲しいと考えています」(平木教授)。

また今年はフィールドワークが行えないなかで、初めて大学生のビジネスコンテスト「キャリアインカレ」に参加した。4チームが参加し、そのうち2チームが通過率13%という書類審査を突破したそうだ。

「私はゼミ生を取るときに多様性を意識していて、成績で採用するのは2割ほど。あとは面接でのやる気を見ています。大学の特徴として部活に力を入れている学生が多いのですが、当ゼミでは、年末に実施される学部の演習発表大会で必ず賞を取るということを目指しています。これまでスポーツに打ち込んできた彼らにとって、こうした学業面での成功体験は、自信を与えますし、大きな成長につながる。もちろん部活をしていない学生たちも彼らを支え、非常に良い影響を受ける。お互いに不足している点をフォローし合うことで、相乗効果が生まれているのだと思います」(平木教授)。

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