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マーケターだからこその新事業開発

公開日:2021年2月18日

顧客に向き合い、新しい顧客の開発にも関わるマーケティングの仕事はときに、新事業の開発にも及びます。それでは、新事業開発においてマーケターだからこそ発揮できる価値はあるのでしょうか。マーケティング戦略だけでなく、新事業開発の立ち上げにも携わってきた6名のマーケターがその方法論を披露します。

写真左から、早川剛司氏藤本宏樹氏長田新子氏関口憲義氏津田匡保氏富永朋信氏

[テーマ]

マーケターはイノベーション(新価値創造/新事業開発)の夢を見るか?

[チームリーダー]

早川剛司氏
東京個別指導学院 マーケティング部 部長

藤本宏樹氏
住友生命保険 執行役員 兼
新規ビジネス企画部長

[チームメンバー]

長田新子氏
一般社団法人渋谷未来デザイン
理事・事務局次長

津田匡保氏
ファンベースカンパニー
代表取締役社長/CEO

富永朋信氏
プリファードネットワークス 執行役員
最高マーケティング責任者

関口憲義氏
ボルボ・カー・ジャパン マーケティング部
シニアディレクター

※所属組織、職名は2020年11月14日当時のものです。

藤本:私たちのチームではマーケターと事業開発をテーマに議論を続けてきました。なぜこのテーマを選んだかというと、私はマーケターこそが社内にイノベーションを起こせる存在ではないか、と考えていたからです。私自身、マーケティングの仕事の経験を経て、現在はオープンイノベーション担当として新規事業開発に取り組むなかで、日々感じていることです。

早川:私もコロナ禍において、マーケティングの責任者だけでなく、新規事業のリーディングも担当することになり、藤本さんと同じ関心を抱いていました。では、具体的にマーケターによる事業開発はどのように行っていけばよいのか。マーケティング界のレジェンドと言えるような実績を持った4人に、実践に基づく方法論を聞いていこうというのが本日のセッションの主旨です。

藤本:津田さんはネスレ日本時代に「ネスカフェ アンバサダー」を、関口さんはボルボ・カー・ジャパンで、サブスクモデルの新サービス「スマボ」を立ち上げた経験をお持ちですし、長田さんは現在、渋谷未来デザインで渋谷区公認「バーチャル渋谷」の企画をリードしています。富永さんはマーケターとしての実績もさることながら、飲料メーカー時代に携帯電話と連携させる新しいベンディングマシーンの開発に携わったこともあるそうで、そのあたりの経験をもとに皆さんの事業開発のハウトゥを伺っていく予定です。

早川:皆さんの事業開発の方法論をシートにまとめています[図表]。「課題と可能性の2軸で考える」は長田さんの意見ですね。

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