消費者のモチベーションとパーパスをつなぎ企業課題を解決したい

公開日:2020年7月20日

クライアントの変化に対応し、組織を柔軟に改変

2002年に創業したフロンテッジはソニーと電通により設立された会社。今年1月には代表取締役社長に高瀬竜一郎氏が就任、時代の変化に対応し組織改編などに取り組んできた。高橋氏は事業会社であるソニーで、長くマーケティング業務を担当。「クライアント側の視点を生かすのが私の使命」と語る。

さらに「これまでエージェンシーはクライアントと課題を共有して、共に寄り添うスタンスで仕事をしてきた。しかし、今はそれだけでは足りない。クライアントが抱える課題も目まぐるしく変わっていく中で、エージェンシーのビジネスのあり方もそれに対応できるよう変えていきたい」と話す。

そこで高橋氏が、就任後にまず着手したのは、9つあった部署を4つに集約したこと。フットワーク軽く、柔軟な対応ができる体制を整えたほか、外部の企業とも課題に応じて柔軟にチームを組んでいけることを目指しての布陣だ。

フロンテッジでは2017年に、「フロンテッジ・モチベーション・ラボ」を立ち上げ、消費者のモチベーションの観点からデジタル時代の企業の課題解決支援に着手。このラボが発展し、現在は「モチベーション・デザイン・カンパニー」を標榜する。

さらに今年...

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