コロナ禍で増加するネット利用 オンラインコンテンツで新たな視聴体験

公開日:2020年6月08日

SM ENTERTAINMENTとNAVERがNAVERの自社展開するOTTプラットフォーム「V LIVE」で開始した有料ライブ配信サービス「Beyond LIVE」。

増加するテレビ・ネット接触選ばれるコンテンツは?

先月号と変わらず、コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請の影響で在宅勤務が続いている。スポーツ大会、テーマパーク、ライブの中止など、人が集まるビジネスは相変わらず再開の見通しが立たない。先々の予定が埋まっている会場も多く、安易に延期もできない状況だ。オリンピック・パラリンピックをはじめ、ワールドカップなどを頂点に、スケジュールがびっしり決められているスポーツ大会も延期が難しい。

外出ができないとなると、家で映画やテレビ番組を見る時間が増えることは、おのずと予想がつく。4月23日にビデオリサーチ社が発表した調査リリース「コロナ禍でテレビの見方はどう変わっているのか」によると、3月末から4月にかけての20~49歳におけるテレビ視聴量は前年同期比150%となった。

さらに、NTTコミュニケーションズが発表する「インターネットトラフィック(通信量)推移データ」によれば、4月の昼間帯通信量は、今年の2月25日の通信量と比べて最大49%増加していることもわかっている。データからも、外出自粛による在宅でテレビやインターネットなどのメディア接触とコンテンツ消費は増加しているといえるだろう。

では、どんなコンテンツの消費が増えているのだろうか?

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