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主張と協調のバランスが大切 ─横浜国立大学 寺本 高ゼミ訪問

公開日:2020年4月26日

  • 寺本 高教授(横浜国立大学)
    [SEMINAR DATA]
    ゼミ名 寺本 高ゼミナール
    設立 2016年
    学生数 3年生:9名 4年生:10名

    横浜国立大学 経営学部 経営学科
    寺本 高教授

    慶應義塾大学商学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。流通経済研究所、明星大学経営学部准教授、横浜国立大学経営学部准教授を経て、2020年より現職。主著に、『スーパーマーケットのブランド論』(2019年千倉書房)、『小売視点のブランド・コミュニケーション』(2012年千倉書房:日本商業学会賞奨励賞受賞図書)。

"上級者コース"でしか得られない学びがある

横浜国立大学の寺本高教授が指導するゼミでは、消費者調査や分析を通じて消費者行動の理解を図りながら、マーケティング施策を企業へ提案することを主要な活動としている。こうしたゼミの方針を、寺本教授はスキーになぞらえて説明する。

「いきなり"上級者コース"で滑ってもらうのが私の教育スタンス。2年生の秋からゼミが始まりますが、最初の活動は産学連携プロジェクト。最終的には企業への企画提案まで行なってもらいます。学生は何とか滑ろうとする中から知恵を絞り、そこで私ももっと上手く滑れる方法や、怪我をしない滑り方を指導する。負荷は高いと思いますが、間違いなく成長を感じられるはずです」(寺本教授)。

もうひとつの主要な活動は、関東のマーケティングゼミが集まり研究発表・討論を行う「関東学生マーケティング大会」だ。2017年から寺本ゼミとして参加するのは、"他流試合"を重視しているからだという。

「文化や研究分野が異なる、他大学のゼミと勝負する緊張感は学内では生まれませんし、そこで新たな発見や経験が得られます …

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