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人が「メディア」になる時代 インフルエンサーマーケティング

SNSでも人気の専門家が考える 企業との「付き合い方」

発信力や影響力が増した個人に対して、企業からのタイアップやコラボの依頼が増えている。インフルエンサー側は、そうした企業からの依頼をどのように考えているのか。SNSなどで人気の専門家に、企業との付き合い方について聞いた。

01. "アイス好き代表"として年間70万人動員 消費者サイドに立つバランスを保つ

アイス評論家/
一般社団法人 日本アイスマニア協会代表理事
アイスマン福留氏

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。2010年から活動を開始。2014年、アイスクリームの全ジャンルを盛り上げていくことを目的に一般社団法人日本アイスマニア協会を設立。ご当地アイスのイベントアイスクリーム万博「あいぱく」を開催。

コンビニアイス評論家の誕生 企業と一緒に楽しいことをしたい

2010年から"コンビニアイス評論家"として活動を始めたアイスマン福留氏。最初はブロガーからスタートし、コンビニアイスについてレビューを行ってきた。今ではTwitterのフォロワー数は13万人を超え、テレビや雑誌などのメディアにも登場する活躍ぶりだ。

アイス市場のインフルエンサーと言える福留氏が最も気をつけているのが、企業との距離感。「アイスメーカーさんとは仲が良いのですが、近づきすぎないように気をつけています。例えば、新商品が出たら、送っていただかずに必ず自分で買う。自分の立ち位置が企業サイドに傾かないようバランスを取っています」。

そんな福留氏のビジネスの軸は、百貨店や商業施設で開催するイベントだ。「アイスクリーム万博(通称「あいぱく」)」と称して全国からアイスを100種類集め、販売するイベントを企画している。期間を通して10~20代女性を累計10万人以上も集め、年間では70万人もの動員を達成する …

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この記事が含まれる特集

人が「メディア」になる時代 インフルエンサーマーケティング

インターネットの登場以前から、消費者の口コミは消費行動に影響を与える存在でした。それが企業による一方的な発信では、なかなか消費者に情報が届きづらくなっている状況の中で、第三者による発信をマーケティング活動に戦略的に取り入れる視座がますます必要になっています。折しも消費者の発信力が高まり、人が"メディア化"する状況も生まれています。そこで注目されるのが、各領域に存在するインフルエンサーと呼ばれる、ターゲット層の意識や行動に影響を与える人たちの存在。しかし、昨今はステルスマーケティングの問題がメディアでも取りざたされるように、インフルエンサーと企業の関わり方には難しさも伴います。特集ではインフルエンサーと呼ばれる人たちが、消費に大きな影響を与えている現実を前提としながら、単なる流行りの手法として捉えるのではなく、その本質を理解したうえでの実践の方法を探っていきます。