[SEMINAR DATA] | |
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ゼミ名 | 演習 |
設立 | 2010年 |
学生数 | 3年生:15名 4年生:11名 |

上智大学 経済学部 経営学科
新井範子教授
デジタル空間での消費者行動やマーケティングについて研究している。近年は消費者主導型のブランディングや消費者のブランド応援行動について調べてまとめている。著書に『みんな力』(東洋経済新報社)、『変革のアイスクリーム』(ダイヤモンド社)、『応援される会社』(山川悟氏との共著・光文社新書)など。
時代に合わせてテーマを設定 今年度はSDGsとSNSを研究
マーケティングを軸としながらも、その都度時代に合わせたテーマを設定し、実際の調査などを通じて研究を深める上智大学の新井範子ゼミ。2019年度は、SDGsとSNSをテーマとして取り上げている。
前者ではSDGsの視点を、どのようにマーケティング戦略に落とし込むことができるのかをテーマに据え、研究を行っている。
産学連携の取り組みも盛んに行っている新井ゼミでは、このテーマについて花王のマーケティング担当者とディスカッションを通じて研究を進めてきた。SDGsが掲げる目標は17の項目から構成されるが、中でも新井ゼミが注目しているのは「子ども支援」だ。子ども支援の現場を調査したり、事例の分析を行いながら、研究を深化させている。
もうひとつの研究テーマであるSNSについては、新宿区の補助授業である商店街活性化プロジェクトを実施。これはInstagramを通じて、新宿区が持つ「和」の魅力を世界に向けて発信していくことを目的としたプロジェクトで、ゼミ生たちは実際に新宿の街を歩きながら撮影した写真を投稿している …