青森・大間が「本州の端」から世界を舞台に躍進!

公開日:2019年11月25日

  • 島 康子氏(Yプロジェクト)

「マグロのまち」で有名な青森県大間町。毎年多くの観光客が押し寄せる。しかし、かつてはマグロがまったく流通していなかったという。ドラマの舞台となったのをきっかけに、地元有志らがまちおこし。牽引した島康子氏のモットーは「理屈こねる前に、まんず動け!」だ。

『朝やげ夕やげ横やげ~大間超マグロ祭り』の目玉は、マグロの解体ショー。解体されたマグロはその場で販売される。

1998年、都会暮らしを経て青森県大間町にUターンした島康子氏。そのときに感じたのは、地元のおもしろさだったという。「(地元が)嫌で出て行ったはずなのに、言葉も人も食べ物も、毎日とにかくおもしろくてたまらなかった。町は変わっていなかったから、自分のものさしが変わったんですね」。

島氏は『ひみつの本州最北端』というホームページをつくり、面白ネタの配信を行った。「未知の人たちとつながるうちに、『本州のはじっこ』だという劣等感が、『世界の中心』だという感覚に変わった」 …

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