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自動車教習所の新ビジネス データを活用し高齢者の運転寿命を伸ばす

公開日:2019年1月30日

  • 服部幸雄氏(オファサポート)

自動車を運転することで、リハビリや認知症予防を実現する。そのような独自のアプローチで高齢社会の課題を解決しようとしているのが、オファサポートだ。同社は自動車教習所を運営する企業であり、成熟産業で新たなビジネスモデルを創出している。

AI型自動車運転評価システム「S.D.A.P.」。お手本データ(指導員の運転データ)と被験者の運転データの差異を計算し、運転能力の評価を行う。

斜陽とされる自動車教習所業界において、独自の戦略で成長を目指す企業がある。宮崎市に本社を置くオファサポートだ。同社は、AI型自動車運転評価システム「S.D.A.P.(スダップ)」を開発。そのシステムを活用し、自動車の運転によるリハビリ、認知症予防という新たなマーケットを開拓している。

「S.D.A.P.」は、車両にGPSや各種センサーを搭載して走行情報を取得するほか、目視評価のデータ等を記録し、「模範走行」のデータと比較して被験者の運転技能を評価するシステムだ。

なぜ、自動車教習所の会社がAIを活用した運転評価に乗り出したのか。もともと、同社は全国でも珍しい介護施設を併設する自動車教習所だったことが背景にある。同社の服部幸雄社長は、介護事業への参入を決めた理由のひとつとして、既存事業とのシナジーを挙げる …

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