システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

広告なしでメディアは成り立つか? テストする女性誌『LDK』の挑戦

公開日:2018年9月06日

2013年「テストする女性誌」として創刊した『LDK』。当初7万部だった発行部数は出版不況の中でも部数を順調に伸ばし創刊から5年後の今、15万部となっている。広告がないメディアは成り立つのか、広告が本来あるべき姿とは?『LDK』の編集統括に聞いた。

『LDK』2018年10月号

商品を実際にテストする女性向け情報誌『LDK』。読者に代わって商品のテストを行い、その商品を「お勧めできる」「お勧めできない」と明確な根拠を示しながら判定する、この月刊誌には、広告が入っていない。

「当社の社長で創刊編集長の西尾崇彦が、モノを買う指標がなさすぎるのではないかという気付きを基に刊行したそうです。情報は溢れている時代ですが、だからこそ商品をテストして、その結果を示すメディアはこれからの時代、支持されるのではないかと思い2013年に創刊しました。その際、雑誌のコンセプト上、『広告は入れない方が都合が良い』との判断があり、現在の形に至っています」と『LDK』統括編集長の木村大介氏は経緯を話す。

広告を入れないため、『LDK』ではメーカーとの取引が発生しない。木村氏は「広告を入れてしまうと、どうしてもクライアント目線の部分が出てきてしまいます …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる特集

広告ビジネス2.0 広告、メディア、クリエイティブのアップデート

マスから一人ひとりに適した情報を届ける、パーソナライゼーションの時代へ。企業と消費者のコミュニケーションの形は大きく変容を遂げています。マス広告、マス・コミュニケーションの役割はなくなることはないとは思いますが一方で、これまでにはなかったような新しい「広告」「メディアビジネス」「クリエイティブ」のフォーマット、方法論が求められているとも言えます。

「広告」そして「広告ビジネス」をアップデートする視点をメディア、広告業、クリエイティブの各領域の最前線で活躍する方々と一緒に考えていきます。