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ブランディングで過疎化と戦う ヴィンテージ日本酒「夢雀」の挑戦

公開日:2018年6月26日

  • ARCHIS 代表取締役社長 松浦奈津子 氏

ワインのように長期熟成できる純米大吟醸の"ヴィンテージ日本酒"。世界の一流が感嘆する、この日本酒を手掛けるのは、過疎が進む農村地域の活性化を目指す山口県のベンチャー企業だ。

山口県で生まれた"ヴィンテージ日本酒"「夢雀」。

やや腰の張った東洋的な立ち姿と、濃紺色のボトルにシンプルな和紙をのせた静謐なデザイン。岩国・錦帯橋の古材をつかったプレートには、限定1000本のシリアルナンバーが刻まれている。海外富裕層に好評の"ヴィンテージ日本酒"「2016夢雀(むじゃく)」である。

ワインのように原料である米の収穫年を明示し、1年1年寝かせるごとに熟成が進み、極みの味が堪能できる。ドバイのアルマーニホテルでは1本60万円、香港のマンダリンオリエンタルホテル香港は20万円の値をつけるなど、世界最高峰の日本酒として取引されている。

「夢雀」を世に送り出したのは、山口県のベンチャー企業「ARCHIS(アーキス)」だ。代表取締役社長は、県内・錦町出身の松浦奈津子氏。元商社マンの副社長・原亜紀夫氏とともに二人三脚で、高級日本酒をゼロからつくり上げた …

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