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広告から「個」告へ 「個」に合わせたコンテンツ制作へ

公開日:2017年12月25日

『〈インターネット〉の次に来るもの
未来を決める12の法則』
ケヴィン・ケリー(著)、服部 桂(著、翻訳)

インターネットが進化していくことで、次に出てくる新しい使い方はどのようなものかを紹介している。デジタルの実務担当者におすすめの一冊。

ネット発達前の仕組みを引きずる日本のメディア企業

明治大学 国際日本学部の長谷川文雄教授は、コンテンツ産業やメディア産業に関する研究を行っている。

新聞や映画や音楽など、コンテンツ自体は以前から存在するものの、ネットが浸透する以前は、新聞は新聞社が、書籍は出版社がといったようにコンテンツ制作の担い手が、縦割りに分化していた。それが、今ではそれぞれの領域の境界線が曖昧になり、分野を越えてクロスオーバーするようになっている。加えてデジタル化の進展は、コンテンツを誰とでも共有が可能な環境をつくっている。こうした理由により「コンテンツの流通形式は大きく変わってきた」と長谷川氏は話す。

「例えば、紙媒体である新聞の場合、私たちは“紙”そのものを読んでいるわけでなく、紙に書かれている“記事コンテンツ”を読んでいる。つまり、記事が読めさえすれば良いので、紙である必要はない。もちろん紙を嗜好する読者は存在している …

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