脱・モバイル広告を掲げ6年 市場の変化とともに進化

公開日:2017年1月29日

専門特化したグループ会社群で 統合型の提案目指す

2010年6月、会社設立から10年の節目に、宝珠山卓志氏が社長に就任し、脱・モバイル広告の路線へと舵を切ったD2C。それから約6年、NTTドコモのグループ会社だからこその資産を生かした事業は継続しつつ、得意のモバイルを中核にデジタルマーケティング事業、さらにアジアへの展開と新たな挑戦を続けてきた。

「情報量が増え続けるネットの世界では、あらゆるメディアが絶対的な価値を高めることができたとしても、相対的な価値の低下は免れない。モバイル広告だけに留まらない、事業のポートフォリオ化が必要だと考えた」と宝珠山氏は当時を振り返る。

以後、クリエーティブ・ブティックのカケザン、アプリマーケティング支援のD2C R、デジタルマーケティング支援のD2C dotなどデジタル領域で必要とされる専門会社を次々と設立してきた。

「デジタルの産業が大きくなるにつれ …

この先の内容は...

宣伝会議』 定期購読者限定です

ログインすると、定期購読しているメディアの

すべての記事が読み放題となります。

購読

1誌

あたり 約

3,000

記事が読み放題!