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2017年の広告界予測

2017年に来る!広告界トレンドの背景を解説―「VR(バーチャルリアリティ)」

    2017年のマーケティングトレンドとして編集部が注目する4つのテーマについて、それぞれの分野をけん引する企業・人が解説します。

ゲッティイメージズ クリエイティブ コンテンツ担当
シニア バイス プレジデント
アンドリュー・サンダース

1991年にコマーシャルフォトグラファーとしてキャリアをスタート。現在、世界中の写真家や動画制作者、アートディレクターと連携し、社会や文化からビジュアルコミュニケーションのトレンドを分析・予測、クリエイティブコンテンツのディレクション等を担っている。

Petar Chernaev,Getty Images

「見る経験」から「見て体感」へ、来年以降も企業活用が加速するVRコンテンツ

ゲッティイメージズでは、アメリカ(シアトル、ニューヨーク)、カナダ、イギリス、日本の5カ所にクリエイティブセンターを置いています。各所に設置している理由のひとつは、マーケットリサーチです。文化的、広告的、社会的なトレンドを分析・解析して、どのようなコンテンツの需要があるのか、先を予測しています。そして、そのトレンド予測を、20万以上のコントリビューター(写真提供者)に共有して、ユーザーが欲しいと思うイメージ画像や動画を先駆けて提供してもらうことができるようになり、その数は年間1500万以上にのぼります。

例えば、来年のビジュアルトレンド予測として、演出されていないという意味の「アンフィルター」というキーワードがあります。広告でも、ブランドがありのまま、正直であるというようなイメージを訴求する上で、つくり込みではない報道的な生の写真を使う傾向が、大きな流れとしてあります。また、最近はソーシャルメディアをきっかけにビジュアルのトレンドが生まれることが多いことから、SNSを通してどこにいても瞬時に世界中に画像を共有することを表す「グローバルネイバー(世界の隣人)」というテーマのビジュアルが求められています。

ビジュアルコンテンツの業界にとって …

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この記事が含まれる特集

2017年の広告界予測

「バズワード」と言われる流行りも多い広告界。 それだけに目先の現象に追われがちです。 しかし現象の根底には、本質的な変化やイノベーションが潜んでいます。 本年度ではマーケティング、メディア、クリエイティブ、テクノロジーの 4つのカテゴリから2016年を総決算。 さらに2017年を予見する中で、さまざまな現象を取り上げながら、 その背後にある広告・マーケティング界の潮流を読み解きます。