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クリエイティブなものを生み出す「プロデューサーシップ」と「職域侵犯」

公開日:2016年8月30日

「自律する組織人―組織コミットメントとキャリア論からの展望」
鈴木 竜太 著

一人ひとりの組織人は、どういう姿勢や感覚を持ちながら、企業の中で働いているのか。「組織コミットメント」という考えから、企業と組織人の関係性を読み解く。組織人としてのあり方を理解するために活用できる一冊。

リーダーシップ研究から見えた企業が抱える体質的課題

組織づくりや組織マネジメントに欠かせない能力の一つ、リーダーシップ。青山学院大学経営学部の山下勝教授はリーダーシップの研究を行う恩師に影響を受け、自身の研究テーマとして、映画業界のプロデューサーに注目。彼らが持つリーダーシップの研究を進め、「プロデューサーシップ」という概念を提唱している。

「プロデューサーの人たちに話を聞くと、彼らの組織の動かし方は、従来提唱されていたリーダーシップの枠には当てはまらなかった。映画製作という、高いクリエイティビティを要求される現場でチームを率いる彼らのリーダーシップは、従来のそれよりも革新的です。そこで、彼らが発揮しているリーダーシップを説明するために、新たな能力として『プロデューサーシップ』という概念をつくりました」と山下氏。プロデューサーという立場は現在、さまざまな業界で通用するため、企業などの組織でもこうした「プロデューサーシップ」が活用できるのではと考えている。…

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