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東京五輪は団塊世代の卒業式!2020年までにメディアの改革を完了せよ

公開日:2016年8月08日

左:『NewsPicks』編集長・佐々木紀彦氏 右:『広告0円』著者・吉良俊彦氏

吉良▶ いま報道記事やニュースは「0円」で読めてしまう。広告も見る側からすると「0円」。まったく同じです。その中で雑誌は報道価値を見出しながら、お金を出して読みたい人を探してきました。佐々木さんはまさに雑誌の世界にいましたよね。その“紙人間”が東洋経済オンラインに異動して実績を上げ、そこからNewsPicksに移籍した。おそらくiPhoneの発売などに触発されたんだと思いますが、なぜそういった選択をしたのでしょうか。そして、これからグノシーやantenna*、NewsPicksなどのメディアはどこに向かっていくと思いますか。

佐々木▶ 私が東洋経済オンラインの編集長に就任したのが、2012年11月です。その前は10年近く雑誌の記者や編集の仕事をしてきましたが、2010年~2011年くらいから雑誌の衰退が加速する、というか、「メディア」としての賞味期限が切れ始めたという感じがしてきました。

最初に、「メディア」の価値が大きく変わったのはやっぱり1995年のYahoo!登場がきっかけだと思っています。新聞社がYahoo!にコンテンツ提供を始めたところが、大きなターニングポイントになりました。あの時に新聞社が、あそこまでコンテンツを無料で出さなければ、Webではニュースを無料で見られるという流れは、ここまで拡がらなかったのではないか、という気がしています。…

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