システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本

「コンセプト開発」の成功事例

成功した商品・ブランドを見ていると、核に強いコンセプトがあり、それを起点に戦略を立て、あらゆる施策を展開することができているケースが多いことに気づきます。ブランドを導いた秀逸なコンセプトの事例を紹介します。

ポルシェ

©Shutterstock

1990年初頭、業績低迷に苦しんでいたポルシェを蘇らせたのが、コンセプト「壊れないプレステージ・スポーツカー」でした。僕の記憶では、ポルシェは壊れやすい、デリケートなクルマでした。そんなポルシェが、「壊れない」をコンセプトに据えたことで、製造現場である工場をはじめ、あらゆる部門の人々が、「壊れない」クルマをつくるために、自分たちの部門にできることをやろうと動き始めたのです。良いコンセプトは、必ず行動を指示し、行動を喚起するものなのです。これは、僕がコンセプトの働きに気づくきっかけとなった事例でもあります。
(ココカラ 江上隆夫氏)

チュッパチャプス

ホームページを見ると「親たちと子どもたちをハッピーにする商品」とありましたが、とにかく気分を明るく楽しくしてくれます。

サルバドール・ダリが描いたお洒落なロゴマーク、次から次へと出てくるフレーバー、創造的なディスプレイ。これらが醸し出すエキセントリックな世界観は、もはやキャンディーの域を超えているのでは …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事が含まれる連載

宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本

テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。