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ロングセラー商品の活性化アイデア

ニベアクリームに聞いた、ブランドを再ブレイク化させる仕掛け

100年以上の歴史を持つ『ニベアクリーム』の売り上げが、ここ数年好調だ。きっかけは、2013年に端を発したネット上の口コミ。しかし、口コミは一過性のもので、ブランド側にはコントロールできない。どのようにして口コミと向き合い、売り上げを伸ばしているのか。

100年以上の歴史を持つ「ニベアクリーム」。累計で2億個を売り上げているロングセラー商品だ。

口コミ分析から見えた使用スタイルの変化

誕生から100年以上、累計2億個を売り上げたロングセラー商品『ニベアクリーム』が、ここ数年、再ブレイクを果たしたと言っても過言ではないほど好調な売上を推移している。そのきっかけは、2013年。ネットでの口コミが急激に増えたことだという。

2010年、あるテレビ番組で紹介された「保湿クリームを顔に塗るスキンケア法」。番組内では『ニベア』の商品名は出されていないが、若年層を中心に、ネット上で『ニベアクリーム』を顔に使用したスキンケアの口コミが拡がっていった。さらに、“とある高級クリームと成分が似ているらしい”と口コミが加わり、SNSやブログで拡散されていく。

口コミ発信の中心となったのは …

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ロングセラー商品の活性化アイデア

ロングセラー商品の場合、「知っているけれど、最近距離が遠くなった」商品を手に取るきっかけは、つくりづらい。 発売から10年、20年と経過する中で、新しい接点づくりのアイデアが必要とされています。 ロングセラー商品のマーケティング担当者の課題と取り組みを中心に「認知」のその先、店頭で手に取ってもらうという行動を促すアイデアを紹介します。