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僧侶に、自衛隊員…ニッチな市場をさらに精緻にセグメント

公開日:2016年3月01日

マス中心の最大公約数的なアプローチから、市場をセグメントし、さらにはその中で自分たちの商品に興味・関心を持ってくれそうなコミュニティの発見、そのコミュニティ別の商品の使用シーン提案までを行う必要が生まれています。マーケティングの最前線では実際にどんな取り組みが始まっているのでしょうか。

(左)フィリップス エレクトロニクス ジャパン メンズグルーミング マーケティングマネージャー 藤井崇雅氏
(右)同 メンズグルーミング ジュニアマーケティングマネージャー 川西佐和氏

6段階のカスタマージャーニー、セグメント精緻化で二桁成長を実現

フィリップスは、多様な家電製品を扱うが、中でも特にニーズの多様化が顕著なのが、理美容製品。同社では「ヘアーカッター」「ヒゲトリマー」「シェーバー」「鼻毛トリマー」「ボディグルーマー」の5カテゴリーを男性向けに販売している。このうち主力商品のシェーバーのマーケティングを藤井崇雅氏が担当し、それ以外のグルーミング製品を、川西佐和氏が受け持つ。

マーケティングコンセプトとメディア戦略は、シェーバーとグルーミングで大きく異なる。

シェーバーでは、同社製品の特徴である「回転式」の優位性を啓蒙することを大きなテーマに、テレビを含むマスメディアを活用した360度の露出を意識。日本市場において多くのシェアを占める「往復式」シェーバーや、カミソリのユーザーを同社製ユーザーに誘引するため、「販売最大化に向けたカスタマージャーニー」の考え方を主張している。

同社の考えるカスタマージャーニーは …

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