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新たな視点を導くユーザーエクスペリエンスデザイン

公開日:2016年1月25日

『エクスペリエンス・ビジョン:
ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法』

出版社:丸善出版 著者:山崎和彦、上田義弘、高橋克実、早川誠二、郷健太郎、柳田宏治

山崎氏のお勧めの1冊は『エクスペリエンス・ビジョン:ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法』(丸善出版刊)。山崎氏が主張するビジョンを根底に置いたエクスペリエンスデザインの考え方を説いている。

ゼロからつくり直す必要性

ユーザーの声に耳を傾け製品やサービスの改善点を発見し、改良を加える…。こうした従来の問題解決型アプローチを得意としてきた日本。しかしiRobot社のルンバのように、海外ではまったく新しい発想で製品が開発される時代となった。従来の改善を中心にした方法ではイノベーションは望めなくなってきている。では、これまでにない新しい製品やシステム、サービスを企画するにはどうすればいいのか?その問いに「ユーザーエクスペリエンスデザイン」というアプローチで挑むのが千葉工業大学の山崎和彦教授だ。

ユーザーエクスぺリエンスデザインとは、人間中心設計とも言い「ユーザーの経験や体験を時間、環境、人間という軸で」アプローチする手法で、ユーザーにとって嬉しく心地よい新しい製品、サービスをデザインする。この場合のデザインとは、製品など対象物のデザインという挟義の意味ではない。ユーザーが本当に欲しいもの、嬉しいと感じるものを把握するためのリサーチ方法を考えることから始まり …

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