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ロングセラーブランドのコミュニケーション戦略

激変するコーヒー市場でオンリーワン路線を貫く「カフェオーレ」

2014年で発売35年を迎える「カフェオーレ」。缶やプラスチック容器ではなく、あくまで紙のパッケージにこだわる独自路線を貫き、子どもから大人まで、幅広い層に親しまれている。

フランスの空気をまとうお洒落な本格コーヒーとして誕生

香り高いコーヒーとまろやかなミルクに、キャラメルソースの優しい甘さが口いっぱいに広がるグリコのカフェオーレ。その誕生は今から35年前の1979年、当時牛乳を使った本格的な新商品を模索していた中で開発された。

新商品のヒントとして目を付けたのはフランスの“カフェ・オ・レ”だ。「コーヒーにたっぷりミルクを入れる飲み方は、乳業会社の強みを活かすことにもつながり、まさにうってつけでした」と、マーケティング本部コミュニケーショングループ グループ長の和田健史氏は説明する。

コーヒーの自家焙煎やドリップ抽出が珍しかった時代、カフェオーレは自社で豆から抽出したコーヒーを使用。商品名は、日本人が発音しにくい「オ・レ」の部分を「オーレ」と伸ばし、「カフェオーレ」とした。

パッケージは、当時主流だった ...

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