三越伊勢丹ホールディングス 早川徹宣伝部長が語る宣伝戦略「突き抜けるクリエイティブ」

公開日:2014年6月02日

三越伊勢丹ホールディングス執行役員/宣伝部長 早川 徹氏

昨年3月に“ファッションミュージアム”をストアコンセプトに伊勢丹新宿店を大規模リニューアル、10月にはおなじみのタータンのショッピングバッグを新しくしたばかり。今年4月には三越のショッピングバッグを刷新、続けてライオン生誕100周年記念イベントを日本橋三越本店で実施した。また、伊勢丹初の“公式PV”動画「踊る!ISETAN-TAN-TAN」を公開しヒットするなど、老舗百貨店らしからぬ勢いを持って、三越伊勢丹が新しいニュースを発信し続けている。

同社 宣伝部を率いる執行役員/宣伝部長の早川徹氏は「今年の目標は突き抜けるクリエイティブ」と話す。「既存の概念の中でやらない。お客様の変化に先駆けていくことを重視しています。それがお客様の共感・感動につながっていくと考えるからです」。「売場」を「お買場」、「販売員」を「スタイリスト」、「折り込みチラシ」を「ガイド(guide for styling)」へと、呼び名をお客様視点で変更したのもそのためだ。日常使う言葉から一つひとつ変えていくことで、現場の意識改革につなげていく考えだ。

宣伝部の担当領域は、企業ブランディングと ...

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