生命保険を中心に、アセットマネジメントやヘルスケア、介護など幅広く事業を展開する日本生命保険相互会社。コロナ禍と、それに伴う働き方の多様性などで停滞するコミュニケーションの改善に取り組んできた。すべての土台となるコミュニケーション施策に込めた思いを聞いた。
個人・法人向けの生命保険や医療保険の提供を軸に資産を運用する機関投資家であり、「ニッセイ」の略称で知られる日本生命保険相互会社。保険や年金事業の他、ヘルスケアや資産運用など、幅広く金融・サービス事業を展開している。支社など108カ所を構え、従業員数は6万8000人超を擁する。
運営の仕事は風土の醸成
2019年末から世界で拡大したコロナ禍。集まることも、会話をすることも敬遠され、コミュニケーションが阻害された中で、日本生命も課題を抱えていた。出社も制限され、従業員同士が交流することも難しい。リモートワークなど働き方の多様性が進む一方で、マネジメントの負荷は増え、意思疎通の難易度は高くなる。こうした現状を打破するため、2021年に導入したのが「コミュニケーション4」だった。まずは30分、部署内から4人程度の少人数が集まって雑談をする。相手の話を否定しないこと。シンプルな設定から始まった取り組みは、いまでは大人数で開催されたり、部署の垣根を越えたり、オンラインでも実施されたりと、従業員自身が自由にアレンジして運営するまでに成長した。
「最近は連休の...

