大阪・関西万博の事例にみる 国際的巨大イベントの広報リスク

公開日:2025年12月01日

国際的に注目度の高いイベントでは、ステークホルダーが膨大な数になり、連鎖的にリスクが発生する可能性がある。企業広報はここから学びを得て発生した出来事をすばやくキャッチし、自社のリスクに備えたい。

大阪メトロ中央線のトラブルにより万博会場周辺で来場者足止め

8月13日、大阪・関西万博会場の人工島・夢洲に乗り入れる大阪メトロ中央線で電気系統のトラブルがあり、「夢洲―長田駅間」の全線で一時運転を見合わせた。中央線は万博会場への唯一の鉄道ルートで、...

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この記事が含まれる特集

危機を乗り越える広報対応

2025年は、サイバー攻撃や学校現場でのトラブル、転売をめぐる混乱、生成AIによる誤情報など、危機の種類だけでなく広がり方も複雑さを増した一年でした。問題そのものよりも、「状況をどう整理し、どのように向き合おうとしているのか」が可視化され、その姿勢が企業評価に直結する場面が増えています。こうした環境下で、危機を乗り越えるためには、発生した出来事の背景や影響範囲を的確に捉え、取引先・顧客・生活者といった多様なステークホルダーの視点を踏まえて対応の筋道を示すことが欠かせません。他社で起きた問題であっても、自社の方針や価値観が問われるケースが増えるなど、広報の判断領域はこれまで以上に広がっています。本特集では、2025年の事例に関する調査や専門家の寄稿をもとに、組織が混乱を最小限に抑え、信頼低下やブランド棄損を防ぐための広報対応を整理します。危機に直面した際、何を基準に判断し、どのように説明するのか。「乗り越えるための広報」の視点を、多角的に探ります。

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