自社の取り組みをそれぞれ語った、味の素の筧雅博氏と第一生命ホールディングスの坂本香織氏。その後、エスエムオー株式会社 CEOの齊藤三希子氏をモデレーターに迎え、パーパス策定後の現在地や、浸透から実行へ進む過程で直面する課題について語り合った。
齊藤氏
筧氏
坂本氏
パーパス浸透の成果
齊藤三希子氏(以下、齊藤):お二人のお話を伺っていて強く感じたのは、味の素さんも第一生命ホールディングスさんも、これまで「食」「保険」という非常に明確な軸を持ちながら事業を展開してこられた一方で、そこからさらに事業領域を広げ、グローバルにも展開していくフェーズに入っているということです。そうした中で、改めてパーパスを定義し直す意味や価値が、以前にも増して大きくなっているのではないかと感じました。
そこでまずお聞きしたいのが、パーパスを策定したことで、具体的に「これが生まれた」「ここが変わった」と言える商品やサービス、プロジェクトがあるのかという点です。
もし「まだ途中」ということであれば、過去の取り組みの中で、今振り返ると「これは実はパーパスドリブンだった」と言えるものがあれば、ぜひ教えてください。
筧雅博氏(以下、筧):正直に申し上げると...
