様々な業務に向き合う広報パーソンは、“広報”をどのようにとらえ、どこに魅力を感じているのか。自身の転機を踏まえながら、広報観について聞く。
岡山を拠点とするオハヨー乳業。野崎雅徳氏は同社の広報課で、社外および社内広報を担当している。
社外広報では、コーポレートと商品に関するメディアリレーションとウェブサイトの運営を。社内広報ではインナーブランディングの推進、社内報の作成、社内向けイベントの企画運営などを担当領域としている。
周囲の反響が活力に
食品領域に関心があった野崎氏は2000年に新卒でオハヨー乳業に入社し、営業職としてキャリアをスタート。2003年に広報部門へ異動した。当時、同社の広報部門は商品開発部門の中にあり、商品PRや販促に注力していたという。「当初、広報は商品のプロモートや営業活動を支援する販促系・宣伝系の仕事としか捉えていませんでした」(野崎氏)。
しかし、自身の関わった取材が記事になり、その反響を受け取る体験を重ねるうち、伝えることの面白さを感じるようになっていった。ちょうどその頃、企業としてコーポレートブランディングを見直す動きもあり、広報は商品を販売するための単なる宣伝ではなく、企業の考え方や姿勢を伝え、人とのつながりを構築していく重要な業務であることを...

