広報の重要キーワード2026 実践企業の動向は?

公開日:2026年2月03日

企業ブランディングや社内コミュニケーション、SNS戦略など多岐にわたる広報業務。その中でも近年重要視されているキーワードについて、率先して施策を展開する企業に2025年の成果と今後の展望を聞いた。

    質問項目

    ①キーワードについて、2025年はどのような施策を展開し、成果が見られたか。
    ②2026年は施策をどのように発展させたいと考えているか。

キーワード 企業ブランディング

① 企業価値向上の一丁目一番地を「社名認知度向上」と して、広報・IR・広告施策を強化しています。2025年度は正月のテレビCM放映を認知のピークに据え、若年層 やビジネスパーソン、個人投資家をターゲットに施策を 実行。イメージキャラクターの生田絵梨花さんを活用し た施策では、若年層へ社名認知と興味関心の促進を図り ました。特に10月に放送開始したラジオ番組『ADEKA KLEINE WUNDER』(J-WAVE)は好評を博しています。

事業PRでは、当社の新規高性能透明化剤「TRANS PAREX」がギネス世界記録に認定されたことをフックに 国内外でPRを展開し、新規顧客の問い合わせが増加。広 報・IRでは、当社の強みである半導体材料を訴求。先端材料の量産化開始を契機に、テレビや経済紙の露出を獲得しました。また、証券アナリスト向け決算説明会や個 人投資家向けセミナーでもPRしたことで、個人投資家を 中心に「当社=半導体関連銘柄」の認知が高まり、株価 が上昇。連日の上場来高値更新に繋がっています。

② 2025年度を踏まえ、社名認知向上と、その...

この先の内容は...

広報会議』 定期購読者限定です

ログインすると、定期購読しているメディアの

すべての記事が読み放題となります。

購読

1誌

あたり 約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

これからの時代の広報×クリエイティビティ

生成AIの進化や業務の効率化が進む中で、広報の仕事を取り巻く環境は大きく変化しています。発信手段やコミュニケーションの「出口」は、プレスリリースやメディア対応にとどまらず、企業広告、オウンドメディア、SNS、統合報告書などへと広がり、広報が向き合う相手や文脈も一層多様化しています。こうした状況の中で、広報に求められているのは、単に情報を正確に届けることではありません。「誰に、何を、どのように伝えれば、人の心が動くのか」という発信のその先にある受け取り方や行動の変化までを見据えた、コミュニケーション全体の設計力が問われるようになっています。そこで改めて焦点を当てたのが、広報における「クリエイティビティ」です。クリエイティビティという言葉は、ビジュアルやコピーといった成果物を想起させがちですが、実際にはその手前にある、課題の捉え方や戦略の組み立て、社内外との関係性の築き方といった思考や判断のプロセスにこそ、重要な役割を果たしています。本特集では、研究者やクリエイターへのインタビュー、企業や自治体の実践事例を通じて、成果物の背後にあるコミュニケーション設計の思想を読み解きます。AI時代だからこそ、広報パーソンが改めて向き合うべき「人」と「コミュニケーションの本質」を見つめ直すことが求められています。

MEET US ON