自分の良心に問い続けた20年間 広報で培った「目利き力」はどの道でも通用する

公開日:2026年2月27日

  • 佐賀晶子氏(広報コンサルタント/パーソナルコーチ)

フリーランスの広報コンサルタントとして活躍する佐賀晶子氏。行政や大企業、ベンチャー企業とあらゆる場所で広報活動に尽力してきた一方で、常に大事にしてきたのは“自身の選択”。改めて、そのキャリアを振り返ってもらった。

広報コンサルタント/パーソナルコーチ
佐賀晶子 氏

さが・あきこ 2003年内閣府入府。小泉政権時代の政府広報や国際会議の運営などを担当。その後、コマツでIR、三菱電機で社外広報、社内広報、海外広報、ベネッセホールディングスでIR、CSR、社内広報に従事。ベンチャー企業へ転身し、IPO準備に奔走したのち、アイリッジやマネーフォワードで新規事業の広報を担当。2019年に独立し、現在はフリーランスの広報コンサルタントとして、ベンチャー企業や地方の中小企業に携わる。また、広報業務と並行してコーチとしても活動。日本パブリックリレーションズ協会認定PRプランナー、米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー、米国CTI認定CPCC。



これまで大企業やベンチャー企業など、様々な環境で広報やIRを担当してきました。現在は故郷である岐阜県にUターンし、フリーランスの広報コンサルタントとして、首都圏や地方を問わず複数の企業・団体の支援しています。また、パーソナルコーチとしても活動しています。

キャリアのスタートは内閣府

新卒で入ったのは内閣府で、いわゆる官僚、公務員からキャリアをスタートさせました。そこで政府広報の仕事に携わったのですが、当時は小泉純一郎さんが総理大臣の時代。郵政民営化をはじめ様々な改革が進められ、多くの人が政治に関心を持ち、世論が熱気を帯びていく感覚を肌で感じました。広報という仕事が、世の中の空気感を良くも悪くも変えていく力を持っていること...

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広報パーソンに聞くキャリアの進化論

時代の変化とともに、広報の仕事は大きく変わってきています。業務量が増えるのみならず、対話すべきステークホルダーの多様化や生成AIの登場などによって、関わる領域は広がり、求められる視点も高度になっています。他方、こうした変化の中で、「自分はこのままでいいのだろうか」「この経験は、次につながるのだろうか」─そんな問いを抱えながら日々の業務に向き合っている人も少なくないはずです。広報の仕事には教科書のような正解ルートがありません。同じ「広報」という肩書でも、歩んできた道や身につけてきたスキルは人それぞれです。ただ、これまで第一線で活躍してきた広報パーソンたちの考え方や経験には、自身の現在地を見つめ直すヒントが詰まっています。そこで本特集では、「人」に焦点を当て、多様なキャリアの歩みをたどります。異なる立場や環境に身を置く実務家の声から、広報という仕事のリアルと、その先に広がる選択肢を探ります。

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