“自治体PRムービーブームの火付け役”と称された宮崎県小林市の『ンダモシタン小林』。その成功背景には適材適所の外部委託と地道な内製活動があった。
宮崎県小林市のプロモーションプロジェクト「てなんど小林」が2015年にリリースしたPR動画『ンダモシタン小林』が、“自治体PRムービーブームの火付け役”と評されるほど話題となり、認知獲得に大きな成果を上げたことは前回紹介したとおりです。
当時、自治体PRムービーというと、美しい風景中心のカタいものが多い中、このような型破りな企画によくぞゴーサインが出たものです。リリース後の滑り出しは緩やかだったものの、テレビや新聞、ウェブニュースに取り上げられるとメディア波及効果によって再生数の伸びが加速。連鎖的に新たなメディア露出を呼び込むというスパイラルが生まれました。当時の対応の積み重ねは、組織的なメディア対応力の磨き上げにも好影響をもたらしました。スピード感のあるレスポンスや情報提供力、コーディネート力、そして前のめりなウェルカムな姿勢といった要素は、当課における現在のメディア・リレーションズ戦略の礎となっています。
プロによるクリエイティブ
この動画の成功要因を2つ紹介します。1つ目は動画制作陣のプロフェッショナルな...

