PR専門メディア『Earned First』創設者兼編集長のArun Sudhaman氏が2026年5月に来日し、日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)の山口恭正理事長や、同協会の国際・交流委員会メンバーと会談した。AIや地政学リスク、ソーシャルメディア環境の変化を背景に、PRの役割変化や日本市場の課題、国際連携の可能性について意見を交わした。
会談では、AIの進展や地政学環境の変化、ソーシャルメディアの拡大などを背景に、PR業界が直面する課題や今後の方向性について議論を交わした。
企業価値や社会との関係性を支える
Sudhaman氏は冒頭、現在のPR業界について「転換点にある」と説明した。地政学環境の複雑化や、デジタル化されていない伝統的メディアの影響力低下、AIによる業界構造の変化などを挙げた上で、「PRは戦術的な実行だけでなく、取締役会や経営幹部層に対する戦略的助言機能が求められている」と語った。
同氏は、こうした変化によって、PR部門には企業のレピュテーション管理や経営判断への関与がこれまで以上に求められていると指摘。従来の「メディア露出」中心の役割から、企業価値や社会との関係性を支える機能へと変化しているとの認識を示した。
また、...
