NTTデータグループは世界各国・各地域に拠点を構え、世界中に約20万人の社員を有する。日本国内だけでも4万人以上の社員がいるが、社員と社長のコミュニケーションの一環、そして社員同士のコミュニケーション活発化のために実施しているのが「社長ラジオ」の取り組みだ。
NTTデータグループは2023年7月から3社体制に移行し、持株会社であるNTTデータグループ、国内事業会社であるNTTデータ、海外事業会社であるNTT DATA, Inc.で構成されている。
NTTデータが3社体制に移行する前の時代、若手社員100人が会社に提言をする「100人プロジェクト」で経営と社員の距離が遠いという声が上がった。そこでNTTデータの前社長である佐々木裕氏(現在はNTTデータグループ社長)が社長就任時に「YUTAKAと語ろう」と題したタウンホールミーティング(対話会)を開始。社員から好評だったのみならず、佐々木氏にとっても社員の声を直接聞ける場として有用だったという。
そうした経緯を踏まえ、2025年6月に新社長に就任した鈴木正範氏のもとで始まったのが、「枠をはみだせ!MASA Meets... “RADIO”」というタイトルの「社長ラジオ」だ。
「枠をはみだせ! MASA meets... “RADIO”」のロゴ
対話や出会いを重視
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