リアルの価値が再認識される中、オフィスは企業にとってコミュニケーションツールとしての存在感を高めている。その戦略に迫った。
石材のバーカウンターを設置
スキマ時間では部署間の交流が生まれる
福岡を拠点に不動産開発・賃貸管理事業を展開する三和エステートは、2025年9月末に本社オフィスの一部をリニューアルした。背景にあったのは、経営体制の刷新と人員増加、そしてリモートワーク定着後に顕在化した社内コミュニケーションの課題だ。同年7月の社長交代を機に、「人が前向きに働ける環境づくり」を改めて見直す必要があると判断したという。
同社ではこれまで在宅勤務制度などソフト面の整備を進めてきた一方、部署間の接点が減り、偶発的な会話も減少し...
