一筋縄ではいかない効果測定 現場の成果や悩みは?

公開日:2026年7月31日

「効果を測ってはいるものの、経営にどう伝えればいいか分からない」─効果測定はこんな悩みも多い。工夫や難しさ、他部門との連携の悩みなど、現場のリアルな声を集めた。

【調査概要】広報会議編集部「効果測定・部門間連携に関するアンケート」
調査方法 メール配信
調査対象 企業・団体の広報担当者
調査時期 2026年7月上旬
回答企業数 18(回答フォームには実名記載を依頼、一部は任意回答)
※コメント掲載においては、業種・企業規模のみを記載した匿名にしております。

Q. 効果測定・部門間連携で工夫している点、難しいと感じる点は?

企画立案プロセスから共同で取り組みを進めることが重要。そのために、経営幹部にプロセスからの連携の有用性を説明し続ける必要がある。また、効果を感じてもらえないと継続的な協力体制の構築が難しくなる。(食品製造小売/1000人以上)

チャットで頻繁にカジュアルな情報共有を実施するようにしている。(情報・通信/100人以下)

掲載実績については、管理職層や関係部門へ適宜共有し、広報活動への理解促進に努めている...

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他部門への貢献に「効果」が見える 効果測定の新視点

広報活動の可視化や効果測定は、多くの企業で取り組みが進んできました。掲載件数やSNS上の反応、ブランド調査、社内アンケートなど、活動の結果を数字で把握する手段は増えています。一方で、測定した成果を経営や他部門にどう伝え、次の判断や行動にどう生かすかについては、なお課題も少なくありません。広報部門が見ている成果と、他部門が知りたい成果は、必ずしも一致しません。メディア露出や情報への反応は、他部署のミッションや課題に照らして意味づけ直されて初めて、組織の中で活用されるものになります。必要なのは、数字を報告することにとどまらず、その意味を解釈し、相手の言葉へと翻訳する視点です。本特集では、「可視化」の先にある翻訳・共有・活用のプロセスに注目します。広報と人材開発・経営戦略、技術部門、IR・SRなど、実際に連携する部門同士の対談を通じて、測定した成果がどのように他部門への貢献となり、次の判断や行動につながっていくのかを考えます。

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