リアルの価値が再認識される中、オフィスは企業にとってコミュニケーションツールとしての存在感を高めている。その戦略に迫った。
「集落」や「キャンプ」をイメージ “オフィスをつくらない”発想の交流拠点
全国約80カ所のLIXILショールームを運営するLIXIL Advanced Showroomは、2025年5月に浜松町から北品川へ本社オフィスを移転。きっかけはコロナ収束後、本社部門で在宅勤務が定着する一方で、閉塞感やコミュニケーション不足といった課題が顕在化したことだ。約100人の本社従業員に対し、旧オフィスは30人程度しか入れず、「忘年会の時も入りきらない」状況だったという。
本社機能を見直すべく行った経営陣との対話から出...
